ハーレーのハンドル 基本的な5つの種類
ハーレーのハンドルには非常にたくさんの種類があり、ハンドルバーの幅や高さ、ハンドル形状の違いなど、種類によって異なってきます。ですが、基本的にハンドルの種類は5つに分かれています。まず一つめは、ドラッグバーと呼ばれるハンドルです。ハンドルの形状はかなりシンプルでハンドル幅も狭くなっています。主に直線を高速で走るドラッグレースで使用されていたハンドルで、ドラッグスタイルだけではなくチョッパースタイルにも用いられています。
次にエイプバーと呼ばれる日本でも人気のあるハンドルですが、サルが木からぶら下がっているような形状をしているのが特徴です。ハンドルの高さも様々で、肩ぐらいまであるものや万歳をするくらい高い位置にあるものまであります。チョッパースタイルとの相性が抜群のハンドルです。
三つ目に、チョッパーバーと呼ばれるハンドルですが、その形状の特徴は、エイプバーのグリップ部分が内側に絞り込まれていることです。このタイプのハンドルも高さが様々で、フリスコスタイルと呼ばれるカスタムに人気があります。見た目が洗練されていますが、一方で操作が難しくなるため、ハーレー上級者にお勧めのハンドルとなります。
四つ目に、Zバーと呼ばれるハンドルですが、見た目がZの形状をしていることが特徴です。ハンドルバーの中でも最も個性が強く、バイク全体のバランスを取りながらカスタムする必要があります。
最後にセパハンと呼ばれるハンドルバーは、セパレートハンドルが正式名称で、一本のバーではなく左右に分割されていることが特徴です。ロードレースやカフェレーサーに用いられることが多く、ハーレーで使用するのはあまりないハンドルバーと言えます。