ハーレーを悪天候時でも傷めずに保管する
大型バイクの一種であるハーレーは頑丈な作りなので砂漠や荒野などの過酷な環境でも性能を落とさずに走行させることが出来るのが大きな特徴です。他の車種には無い特有のデザインも高い人気を誇る理由の一つですが、その一方で湿気が多い日本の気候ではメンテナンスを怠るとサビや劣化などの不具合に見舞われることがあります。そのため、適切な方法による保管が不可欠です。
雨天や冬季など、水濡れが生じやすい時期は痛みが生じやすいことから特に注意することが重要になります。ハーレーの保管はバイク用のガレージを使うのが最適ですが、立地環境によっては狭いガレージ内に湿気が籠り、却って車体の傷みが促進することがあります。乗用車用のガレージに保管する方法もありますが、庫内の湿度管理には細心の注意を払うのが愛車を長持ちさせる秘訣です。
屋外に出した状態での駐輪は車体の著しい劣化に繋がるので、バイク用の保護シートを使うなどの工夫が必要になります。
冬季は気温の低下によってバッテリーの劣化が促進することもあるので、断熱性があるシートを使うのが効果的です。また、降雪時に雪が付着せず、強風などで気温の極端な変化が生じない場所を選んで駐輪するのも車体の状態を良好に保つ条件の一つです。
雨天時や冬季でのバイクの保管は乗用車以上に気温や湿度の状態に気を配り、車体が傷つかないようにこまめにメンテナンスを行うのが愛車を長く乗り続けるための心得になります。